
本日は14人での勉強会。
今回のテーマは「オンラインだからこその話し方」
元NHKアナウンサーの相沢静さんを講師にお招きにしてセミナーを開催していただきました。
最初にワンダーシティで大切にしてるGADIPという思考の重要性の確認。
その中で特にこちらの部門で重要視しているのが、「人生の大きな相談を受けているという自覚を持つ」ということ。
相手の幸せを考えるうえで、ベースとなる自分自身が幸せお感じられているのか?日々努力が必要だと改めて再確認もできました。
【オンラインの話し方】
大きく分けて2つ内容があります。
1. カメラに向けて話すときのコツ
2. 聞き取りやすい話し方の3つのポイント
◆カメラに向けて話すときのコツ
・カメラの適正な位置
カメラと自分の目の高さを同じにする
・照明が命
・常に口角を上げて微笑みを意識する
・女性はメイクを対面以上に気を遣う
特にリップとチークがポイントでカメラ越しの場合は厚塗りの方が良いそう
・大きく反応する
大げさなくらいのリアクションの方が伝わる
・背景を気にする
相手が見て気になるモノ、動くものとかは映り込ませないようにする
・声は前に飛ばす意識で話す
目の前に画面があって相手の顔が見えるので、声が小さくなりがち
普段意識していなかったことばかりで、さそく実践しようと思いました。特にオーバーリアクション、恥ずかしいと思っていたけれど相手の方からしたら、しっかりと反応してくれていると思ってもらえるので好印象になりますね。
また、少し前までリップを塗らないときに顔色が悪く見えるなーと思っていたので、納得。
◆聞き取りやすい話し方
・正しい口の形をチェックする
あいうえおの母音が大事とのこと。
・鏡を見ながら口を縦にも横にも目いっぱい開けて動かす
普段から意識することとして、口をしっかりとあけるなどを鏡を見ながら練習するとよいそうです。
実際に一緒に練習する時間がありました。
みなさんも良く知っている、俗に早口言葉といわれている言葉をゆっくりと大きな口を開けるのを意識して練習しました(例:カエルぴょこぴょこ…など)
文章は、「活舌 練習文 作業」などでインターネットで検索をすると出てくるそうなので、調べてみると良いかもしれません。
その際には感じをひらがなにすることで、より母音を意識して発音できるそう。
・声のトーンについて
一般的に印象が良いとされる音はドレミファソラシドの「ソ」
自分の声が高いか低いかでも変わってくる。
高いトーン・低いトーンのメリットデメリットも教えていただきました。
高いトーン:明るい・元気/耳につく・耳障り
低いトーン:暗い・怖い/落ち着きがある・説得力がある・誠実さを表す
表情でもトーンが変わり、無表情だとトーンは低く、笑顔だとトーンが高く伝わる。
最初の挨拶は高め、相談をするときは少し低めにするなど、場面によって声のトーンを使い分けると良いそうです。
◆参加者からの質問
・自分の声が高いのか低いのか分からなかったので、聞いてもらいましたので、最後のまとめに書きますね。
・眼鏡をしているとライトが映り込んでしまう、またライトが長時間だとまぶしくチカチカする
テレビ局の照明では薄めの白いシートをかけることがあったそうで、もしかしたら軽減できるかもしれないそうです。
照明に関しては日々研究あるのみみたいです。私も研究中です。
・オンライン上の身体はどこまで写っていると良い?
近すぎず遠すぎず、上半身が映っていた方が良い、テレビのアナウンサーの上半身がお手本。
とはいえ、カメラの位置や机の広さによって変わってくるので、バランスが大事の陽です。
その他の補足事項として、セミナー中にメモを書いている時に消えたりするのは印象が良くない。
相手の方を向きながらメモを取れるようにすると良い。
コミュニケーションは相手のペースに合わせる、早口で相手がスローペースの場合、ゆっくり話すことを意識する。
テレビを見る時に、アナウンサー・キャスターの話し方に注目してみる。話すスピード、姿勢、相槌など。
まとめ
みんなで、声を出して活舌の練習をしたり、学んだことを即実践する機会もあり、とても勉強になりました。
私の声のトーンは低めということで、今後は最初の入りは高めに行こうと思いました^^
普段自分が聞いている声と相手に伝わる声の違い、相手が聞き取れた方が正解というのも意識する必要あるなぁと感じました。
最近では、マスクをしている時間が長いのでつい口を大きく開けるのを忘れがち。口を大きく開けて発音を意識すると、表情筋も柔らかくなり、アンチエイジングにもなるので、いいこと尽くし。
早速、鏡を見るたびに練習しようと思いました。
また、何気なく見ているテレビから話し方の研究ができるとは!目からウロコでした。