
J.Y様は、初め、ご自身が決断するまで「グダグダ」していて、
その理由を掘り下げたい、とご相談に来て下さいました。
お話を伺うと、職場にて、ご自身のお立場上、「引き受ける」ことが多く、
マイナスなことも背負おうとしてしまい、予定していたことよりも多くを引き受けてしまい、
結果的に自分が苦しくなる、とのことでした。
組織的にも、「受動的」であり、自分が動くしかない、と思い、全てを担って、
背負うことにジレンマを感じてしまう。
「リスクを考えてしまう」、「自分がやった方が早い等」、さまざまな不安から、
部下に仕事全てを任せることができない等、お話し下さいました。
私は、お話を少しずつ整理しながら、
「ご自身の負担を減らすためには、何が必要か」について、お聞きしました。
J.Y様は、「本当は、分身を作らなればならない」
「仕事の3分の1から、4分の1は、部下に任せて行かなければならない」
そして、「チームを作らなければならない」と分析しておられました。
そうです。J.Y様は、ご自身で、「何をしたら良いのか」、ご存知でした。
J.Y様とお話していて、私が感じたことは、「責任感の強さ」「弱音を吐かない姿」です。
そして、ご自身がおっしゃる「未来のリスクを心配してしまう」こと。
私の経験談も交えながら、
J.Y様の周囲には、J.Y様をお手伝いしたいという人がいるかも知れないこと。
そして、「できる人」の困っている姿は、発信しない限り、相手には届かないことをお伝えしました。
また、責任感が強いJ.Y様は、「部下の方にポーンと全てを任せてしまうよりも、
『一緒にやろう』と共に歩んだ方が良いように感じます。」ともお伝えしました。
そうすれば、全部の責任を部下に丸投げせず、共に業務をすることで、伴走しながら教え、
育てることができるから、将来的なリスクも回避できるのでは、と考えたからです。
J.Y様は、「そうですね。発信しなくちゃダメですね。動くことが大事ですね。」
「一緒にやっていく。そうかぁ。スッキリしました。」と少し表情が柔らかくなりました。
私も、同じような経験があります。
だからこそ、J.Y様のお気持ちがよく分かりました。
「自ら発信し、動くことが大切」
そう仰ったJ.Y様。きっと、素晴らしい部下も育ててつつ、
ご自身の課題も解決されることでしょう。
心から応援しています。
また、何か私がお聞かせいただけるようなことがありましたら、
いつでもお立ち寄り下さい。お待ちしています。
素敵な出逢いに感謝致します。
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