愛と性の伝道師・セラピストの ゆーたん こと長谷川 祐太です。
御社ではダイバーシティー研修などを実施していますか?
全人口の10%以上と言われるLGBTQ+の方々の、働きやすさを一度考えてみましょう。
欧米やタイ、台湾などでは、ジェンダーやセクシャリティーを意識せず働ける環境になってきています。
逆にイスラム教圏やロシア、アフリカなどではオープンにできなかったり、法律で縛られていたりもします。
日本はどうでしょうか?
そもそも、ジェンダーやセクシャリティーは業務のパフォーマンスに影響するでしょうか?
むしろその特性を活かしたほうが、成果を上げることができるんです。
営業力やコミュニケーション能力、マネジメント力が高い方が多いです。
語学が堪能な方も多いため、優秀な人材が海外に流出しているとさえ言われているのです。
日本では、個人の持つ特性を隠して働いている方が多いのが現状です。
それは精神的なストレスとなり、心身の不調をきたし、精神病やひいては自殺にまで追い込んでしまうこともあります。
それはもったいないし、悲しすぎます!
例えば飲み会の席で「彼氏or彼女いる?」とか、「結婚しないの?」などもハラスメントに当たります。
性別を限定しないことが重要ですし、パートナーシップにおいても様々な考え方があるからです。
何気ない一言が人を傷つけてしまうのですが、そんなことを気にせず働ける環境であれば、それは起こりません。
先日27万人が訪れたTOKYO RAIBOW PRIDEのイベントで、ブースを出展している大企業の男性従業員と話す機会がありました。
「本当は普段から女装したいが、休みの日に限られた場所でしかできないし、会社では隠している」と言っていました。
研究・開発職なので、服装などが業務に影響するとは考えられないのに。
「トランスヴェスタイト」という異性装を好む方でしたが、「トランスジェンダー(性別不合)」ではないし、セクシャリティー(どんな人を好きになるか)は聞いていないのでわかりません。
見た目だけでは判断できない多様な方々が存在し、ダイバーシティ推進部などの部署がある大企業においても、まだ難しい現状を目の当たりにしました。
誰もが本来の自分で働ける、生きれる社会を実現し、心身共に健康な人を増やしたい想いです。
「どうやって自分を出したらいいかわからない」という従業員の方も、
「どうやって当事者と向き合ったらいいかわからない」という経営者、マネージャーの方も、
どうぞお気軽にご相談ください。