愛と性の伝道師・セラピストの ゆーたん こと長谷川 祐太です。
女性特有のものかと思われがちですが、男性にも更年期障害があるのはご存知でしょうか?
男女とも加齢とともに性ホルモンの分泌が減っていくので、それが急激だと不都合が現れやすくなります。
女性は閉経というわかりやすいサインがありますが、
男性は40~70歳頃と幅広いので、症状との関係性が見えにくい特徴があります。
男性ホルモン(テストステロン)の分泌が減少すると、
不安、やる気・記憶力・性欲の低下、筋力や骨の弱化などの症状が現れます。
また、気分が沈むなどの精神症状、ほてりや動悸といった身体症状、性欲減退などの性機能症状も見られます。
男性更年期障害は、加齢だけでなく、生活習慣や環境の変化、重度のストレスなども原因となります。
特に、職場や家庭でストレスの多い40歳代後半から60歳代の方に多いのですが、最近は40歳前後の方も増えてきました。
神経質でまじめに仕事を頑張っていたり、責任感や競争心が強かったり、神経質で几帳面な人に発症しやすいと言われています。
というと、ほとんどの男性に当てはまるのではないでしょうか?
加齢は防げませんが、ストレスは解消できますし、生活習慣も改善できます!
また、男性ホルモンには肥満を抑える効果もあるため、生活習慣病の予防にも繋がります。
予防や対策としては、
・健康的な食事や適度な運動など、生活習慣を見直す
・趣味や入浴などでストレスを解消する
という一般的な回答になってしまいますが、何か一つ、できることから始めてみるのはいかがでしょうか?
大切なことは、「父である、夫である」とか「会社での役職がある」などの役割を忘れて、自分の時間を作ることです。
・釣りをする、散歩をするなど、一人でできること
・集団スポーツをする、囲碁将棋をするなど、家庭や職場と関係ないコミュニティーに参加をすること
をおススメします。
日頃から自分の体の声を無視ぜず、症状がひどくなる前に対策をすることが大事です。
少しでもおかしいと感じたら、ネットで泌尿器科などの無料診断をしてみるのもいいでしょう。
医療機関では基本的に、投薬などホルモン治療になります。
精神疾患の薬が処方されることもあります。
しかし、その前にできることがあるはずです。
食事指導を受けたり、睾丸マッサージを受けたり、市販のサプリを利用するのもいいでしょう。
ご自身だけでなく、ご家族など周りの方に思い当たる節があったら、気軽に相談していただければと思います。
また、ワンダーシティーには産業保健師のメンバーもおりますので、職場でストレスチェックを導入するのもおススメです。
私も企業・団体様向けに、更年期障害に特化したセミナーを行っていますので、お気軽にご相談ください。